できもの-なび♪

できもの-なび♪ではイラスト図解付きで、口の端が切れる口角炎の原因・治療法をわかりやすく解説しています。

◆口角炎の原因・治療法〜できもの-なび♪(もくじ)

◆口角炎とは?

 口角炎とは、唇の両端部分に炎症が生じ、唇の両端の部分が避けるように亀裂を生じたり、腫れ、出血後のかさぶたなどを生じる皮膚疾患です。

 口角炎の口角とは唇の両端部分の事を指しますが、口角炎を発症すると口を大きく開ける事が困難になり、口を開くことによって裂け目が広がり強い痛みを伴うようになります。

 炎症性疾患であり、口周りに強い痛みを生じることから唇ヘルペスと間違われやすい疾患ですが、唇ヘルペスはウイルス性の感染症であり、口角炎はカンジダ性の真菌類による細菌感染症であり原因となる物質が異なります。

 口角炎は原因となる細菌がカンジダ真菌であることからカンジダ性口唇炎とも呼ばれております。

◆口角炎の特徴について

 口角炎の主な特徴は、まず何よりも口を開いた際に強い痛み症状を伴う点です。

 唇の口角部分の皮膚は口が横に避けるように広がるため、口を開く度に痛みを生じ、長期間口角炎の症状の発症が続くと食事なども徐々に億劫に感じるようになります。

口角炎の症状の特徴【イラスト図】

 避けた部分からは出血を伴うケースも多く、出血部分はカサブタとなり、点状の白っぽい粒が点在するケースもあります。

 尚、発症から数日後には瘡蓋が覆いますが、この瘡蓋は薄く指で容易に取り剥がすことができます。

 しかし、瘡蓋をはがしても炎症を生じている間は何度も瘡蓋が重なり炎症症状は繰り返すため、できる限り瘡蓋を剥がす行為は避けたほうが回復が早くなります。

 多くのケースでは2~3日間程度で口角炎症状は軽減し回復に向かいますが、口角炎は頻繁に使用する口にできる皮膚疾患でもあることから裂け目が徐々に広がり安く、また一度発症すると何度も再発する傾向を持っている点も口角炎の一つの特徴であると言えます。

◆口角炎の予防法について

 口角炎の主な発症原因は、疲労やストレス、そしてビタミンB群の欠乏が主な原因であると考えられております。

 ヘルペス性疾患のように体調管理がうまくできなかった時や疲労の蓄積が発症要因ともなり、また度々同一部分に口角炎を生じやすい事から、口角炎の予防では、規則正しい生活とビタミンB群を積極的に摂取していくことが大切です。

◆口角炎の治療法について

 口角炎の治療では、既に口角炎が発症し痛みを伴っている場合は、まず病院で診察を受ける事が大切です。

 病院で口角炎として診断が下された場合は抗真菌薬の処方と合わせてビタミン剤などの補助的な働きを持つお薬を処方されるケースが大半です。

 食事ではビタミン欠乏症を防止するためにも「レバー」や「納豆」、「肉類」などビタミンB群が豊富な食事を心がけることも大切です。

 尚、唇の口角のひび割れの裂け目が広い場合は病院で、軟膏が処方されるケースもあります。

 治療期間中は塗り薬と経口薬、そして食事の改善によって治療を根気よく続けることで2〜3日間、長くても1週間程度で症状が改善してきます。